エディオングループでは、自然と資源を守って恵み豊かな生活環境を次世代に引き継いでいくために、エディオングループ環境方針に基づき、貴重な森林・水・土壌など自然環境の保全に努めています。

豊かな自然と美しい街を守る活動

吉野フォレスト森林整備活動への参加

2024年吉野フォレスト森林整備活動<間伐作業>

杉や桧の銘木が見事に立ち並ぶ桜の名所で世界遺産にも登録されている吉野山は、近年では荒廃地や放置林が点在し、景観や治山治水における影響が懸念されています。このような背景から、県、町、企業等が力を合わせて、「吉野フォレスト森林整備活動」を開催しており、エディオンはこの活動に2008年から参加しています。吉野神宮から金峯山寺蔵王堂(国宝)に向かう登山道沿いの山林の間伐や植林活動を行い、多くの市民とともに吉野山の自然環境の保全に取り組んでいます。

吉野フォレスト森林整備活動

プラスチックごみ削減の取り組み

マイバッグの推進

エディオンでは、カード会員様や上得意様のご来店記念品等として、折りたたんでコンパクトに持ち歩けるショッピングバッグやレジカゴ対応可能な保冷バッグ等のマイバッグをお渡しする取り組みを行っており、お客様が資源を使い捨てにしないライフスタイルを意識した普及活動にも努めています。

2020年7月末時点での過去10年間において、約1,620万枚のマイバッグを配布しました。今後もSDGs(持続可能な開発目標)に対する取り組みの一環として、環境に配慮した取り組みに注力してまいります。
エコバッグ

2010年9月配布

エコバッグ2

2019年3月配布

プラスチック製レジ袋の削減

海洋環境や生態系に大きな影響を与える海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化などを背景に、容器包装リサイクル法の省令改正が行われ、2020年7月1日から全国一斉にプラスチック製レジ袋の有料化が義務化されました。

エディオングループでも包装資材全体の削減を目的に、お客様が購入された商品を持ち運ぶために用いる、持ち手のついたプラスチック製のレジ袋を有料化しています。レジ袋は環境に配慮した素材を使用しており、通常の店舗では植物由来を原料とするバイオマス素材を30%配合したレジ袋を販売しています。

レジ袋

生物多様性保全に対する考え方

全国に1,200店舗以上を有する当社グループの事業活動は、少なからず生物多様性に影響を与えています。生物多様性を保全し、自然のめぐみを将来にわたって利用していくために自然資本に関するリスクと機会の開示フレームワークであるTNFD(Taskforce on Nature-related Financial Disclosures)などを参考にしながら、情報開示に向けた検討を開始しています。