二度の出産を経て店長に。仕事と家庭は必ず両立できるもの

藤井 茶織 Fujii Saori

洛西店 店長 2000年入社

北大路ビブレ店 店長 2000年入社

自宅近所の店舗をよく利用していた両親から「良いお店だから就職すれば?」と勧められたのが最初のきっかけ。特に家電に詳しいわけではありませんでしたが、暮らしに役立つ身近なものを扱いたいという思いもあり、就職を決めました。

入社後は、寝屋川店や松井山手店、くずはモール店など、さまざまな店舗で経験を積み、久御山店のオープンや、商品部でメーカー様との商談や在庫コントロールの仕事も経験しました。現在は、北大路ビブレ店の店長として、接客業務のほか、売上管理やスタッフの育成・マネジメントなどの店長業務を担当しています。

店長業務は細かい管理業務や部下の指導、売場チェックなど多岐にわたりますが、営業時間内はできるだけ売場に出て接客し、お客様のニーズを自分の目と耳で確かめ、よりよい店舗づくりに生かすよう心がけています。

忙しい中でも仕事と家庭が両立できた理由とは?

私生活では2006年と2008年に出産。当時はまだ産休・育休を取得して復帰する女性社員が少なく、周りのメンバーにサポートしてもらいながら何とか仕事と家庭を両立させているような状態でした。

二度目の育休を経て復帰したとき、しばらくの間は育児短時間勤務制度を利用していました。保育園のお迎えに間に合う時間に退社していましたが、短い勤務時間の中で新たに覚えなければならない業務やルールも多く、自分の中では一番大変な時期でした。

そうした時期を乗り越えることができたのも、仕事のやりがいと仲間の支えがあったから。リフォーム関連の店舗年間売上で全国1位になったのも、店長代理→店長と昇格したのも、すべて子どもが生まれた後のこと。物理的に忙しいのは事実ですが、子育てが仕事の妨げになるようなことは一切ありませんでした。

CAREER

2000年04月
寝屋川店に配属。生活家電担当に
2000年10月
久御山店のオープンに携わる
2002年8月
商品部に異動
2003年10月
松井山手店に異動
2006年4月
第一子出産、一度目の産休・育休
2008年12月
第二子出産、二度目の産休・育休
2010年10月
主任に昇格
2013年2月
リフォーム関連の店舗年間売上で全国1位を達成し、店長代理に昇格
2014年10月
くずはモール店に異動、副店長に昇格
2016年4月
北大路ビブレ店に異動、店長に昇格
2020年7月
守山店異動
2021年8月
人材開発部に部長として異動
2023年11月
洛西店に店長として異動

メッセージ 充実した制度と頼れる先輩がバックアップ!

私が仕事と子育てに奮闘していたのは少し前の話。今では、育児短時間勤務制度はもちろん、時間外労働の免除及び制限や子の看病のための特別休暇など、さまざまな制度が整い、女性が長く働ける会社に変わっています。

現場では、女性のリーダーや店長もたくさん活躍しています。そして、それは仕事と家庭の両立や子育てに関するあらゆることを気軽に相談でき、必要なときにはきちんとフォローしてくれる先輩がたくさんいるということ。ロールモデルとなる先輩がいれば自分の理想とする働き方も見えてくると思うので、安心してご入社ください。

女性の活躍を応援する制度と取り組み

出産・育児支援制度

産前産後、育児休暇制度はもちろん、妊娠中につわりがひどくて働けないときのための特別有給休暇制度や、復職後、子どもが中学生になるまで時間を短縮した勤務ができる短時間勤務制度、子どもの看護のための特別休暇制度のほか、出産祝金や保険による出産手当金、出産育児一時金、小学校や中学校入学時の入学祝い品など、出産や子育てをしながら、いきいきと働き続けていただける多数の制度を設けています。

取り組み

これから産前産後休暇、育児休暇をむかえる妊娠中の社員、育児休暇を終えて仕事に復帰している社員を「ママシャイン」と呼び、出産・子育ての経験を仕事に生かすため、また、相談したり学びあう情報交換の場として、「ママシャイン組合員懇談会」を開催しています。

くるみん認定女性が長く働き続けるための制度と取り組みにより、次世代育成支援対策推進法に基づき、子育てサポート企業として「くるみん認定」を受けました。(2017年認定)
女性を直接支援するだけでなく、男性社員にも配偶者の出産時に特別有給休暇を付与するなど、従業員が仕事と生活の調和を図り、働きやすい雇用環境の整備を行っています。